審美歯科(ホワイトニングなど)

審美歯科

白い被せ物について

小さな虫歯なら保険の白いプラスチックできれいに治療できますが、大きな(神経まで達する)虫歯になると
神経を抜くことで歯がもろくなるので、たいてい被せ物が必要になります。
前歯は、保険だと裏が金属で表面がプラスチックの治療になります。

保険で治療できるのでご負担は少ないですが、プラスチックの欠点として、
①少しずつ削れてくる  ②着色しやすい  ③透明感に欠ける  ④歯肉になじまない時がある
などの欠点もあります。

また、前歯とは中央の歯から左右3本ずつ(あわせて6本)で、4・5本目の歯は保険では銀色の歯になります。
そこで、金属に陶材(陶器)を焼き付けたものやジルコニア(キュービックジルコニア:女性のアクセサリーとしてダイアモンドの代わりにも使われるとても硬い物質)に陶材を焼き付けた物、ハイブリット(プラスチックと陶材の中間の材料)などをおすすめしています
保険外診療となりますので、負担は多くなりますが、個々の患者さんの歯に近い色にオーダーメイドで、長く維持できるように作っていますし、もちろん保障期間もあります。
お気軽にご相談ください。

ホワイトニング

ホワイトニングにはホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2つの方法がありますが、
当院では効果の長いホームホワイトニングをお勧めしています。

ホームホワイトニング
患者さんの歯並びにあったマウスピースを作ります。そのマウスピースにご自分で薬剤を入れて、
寝る時につけるか、食事以外のお好きな時間に4~6時間くらい着けていただきます。
自然な光沢と透明感を得ることができます。たいていは2週間くらいで効果があります

個人差がありますので、ご相談ください。
痛みはありませんが下の前歯の様に小さい歯では、一時的に知覚過敏(冷たい物がしみるなど)が起こることがあります。
その時は、お薬を塗って対応します。
ホワイトニング中は、コーヒー、紅茶、お茶、赤ワイン、カレーなどの色素の強い飲食物は控えて下さい。

ホワイトニングで出来ることは、「生まれつき黄ばみが強い」、「高齢化による変色」、「抗生物質の副作用で起きた変色」といった類の歯質内部の色素を分解し、さらに歯の表面に付着した頑固なステインまでもマイルドに分解します。
歯を内部から外側まで「丸洗い」することで、「歯の美しい白さをよみがえらせる」ことも「今まで以上の白さを創造する」ことも可能になりました。

安全性
オパールエッセンス10%ジェルはADA(米国歯科医師会)と日本の厚生労働省から承認を受け、安全性が確立された材料です。

 

ホワイトニングの症例

症例1

これぐらい歯が重なりあっててもできます。

 

 

 

 

 

上の写真よりも全体が白くなりました

 

 

 

 

 

ホワイトニングをする前の右側です。特に犬歯の色が濃いのを気にしてました。

 

 

 

 

 

犬歯を含めて全体が白くなりました。

 

 

 

 

 

やる前の左側です。ニッコリ笑うと上の犬歯が良く見える歯並びです。

 

 

 

 

 

上の写真よりずいぶん犬歯の色は白くなって、まわりとほとんど変わりません。

 

 

 

 

症例2

生まれつき歯の色素沈着が強い方です。

 

 

 

 

 

まずは、試験的に上だけやってみました。下の歯よりは白くはなりましたが、歯の半分より付け根側で色に境目が消えません。

 

 

 

 

 

ホワイトニングをやる前の右側、全体に歯の色が濃いです。

 

 

 

 

 

上顎だけホワイトニングをやりました。上の写真や、下の歯と比較するとずいぶん白くはなりました。

 

 

 

 

 

ホワイトニングをやる前の左側です。

 

 

 

 

 

やはり境目が真ん中を境界に残りますが、歯の先端ではかなり白くなってきました。

 

 

 

 

 

この方の場合、自然にほほ笑んだ時に幸い先端の白くなった所しか見えないので、本人はかなり満足されました。当初は上だけの予定でしたが下もやりたいという事で、この写真の後からは下顎もホワイトニングを始めました。

 

 

 

 

陶材のかぶせ物(自費)

症例1

削った歯以外は全て生えたままのきれいな歯です。

 

 

 

 

 

金属を使っていない、全て陶材でできてるはです。技工士が直接見て、周りの歯の色と形に合うようにオーダーメイドで製作します。簡単に言うと陶器でできた皿みたいなものです。

 

 

 

 

セットした所です。周りの歯と見分けがつかないぐらいになじんでます。

 

 

 

 

 

症例2

上と同じく、前歯1本だけ被せ直しました。周りの歯は全部自分の歯です。

 

 

 

 

 

拡大した写真です。

 

 

 

 

 

最終的な被せ物を被せた状態です。

 

 

 

 

 

周りの歯とよくなじんでます。

 

 

 

 

 

歯の修復

不慮の事故により前歯が欠けてしまいました。

 

 

 

 

 

 

少し形態を整えて、歯と同じ色の材料を盛り上げました。

 

 

 

 

 

 

歯と歯の間が生まれつき空いています。
子供の頃、これを理由にいじめられた経験をお持ちでした。
コンプレックスで、笑う時には手で歯を隠すほど気にしてました。

 

 

 

 

 

歯をきれいに磨いて、材料を盛り上げました。
歯は削ってないので、もし気に入らなければはずして、もとにもどす事が可能です。
この患者さんは、かなり満足されてました。